映画『Man』キービジュアル
2026年9月11日(金)公開

俺が君を、
いい男にしてやる。

正体不明。目的不明―――
謎の男に尽くされるサスペンスコメディ

INTRODUCTION & STORY

イントロダクション・ストーリー
映画『Man』劇中シーン

『婚前特急』(11)や『まともじゃないのは君も一緒』(21)で数々の受賞歴を持つ前田弘二監督が、宇野祥平と萩原護を主演に迎えたサスペンスコメディ。

車の窃盗団の一員で、犯罪に手を染める青年・小田。ある夜、反抗現場で突然、見知らぬ男にさらわれる。「これからは時間をドブに捨てず、真っ当に生きるんだ」男はそう告げ、マンションの鍵を差し出す。こうして、正体不明の男と犯罪青年の奇妙すぎる共同生活が始まった。男は小田を"いい男"にしようと、執拗なほどの教訓と善意を押し付けてくる。一体、彼は何者なのか。真の目的とはーー。謎の男に尽くされ、振り回される、驚愕の94分。

謎の男を演じるのは、2020年にキネマ旬報ベスト・テン助演男優賞を受賞するなど近年の日本映画に欠かせない顔となった名優、宇野祥平。素性を明かさず、若者を教育する中年のおかしみと恐怖を唯一無二の存在感で体現。そんな強烈な存在感の男を真正面から受け止める小田役には、ドラマ「街並み照らすヤツら」や「ホットスポット」「なんで私が神説教」「シナントロープ」など話題作に立て続けに出演する注目の俳優、萩原護。そのほか、安藤玉恵、唐田えりか、伊島空、音月桂、田中爽一郎らが脇を固める。

前田監督と主演の宇野が出会ったのは、遡ること25年前。以来、前田監督は自主制作作品から商業映画、テレビドラマに至るまで24作もの監督作に宇野を起用してきた。今回の『Man』は、そんな2人が出会って25年、そして共作25作目にして満(Man)を持しての"監督&主演タッグ作"となる。

CAST

キャスト
主演
宇野 祥平

UNO Shohei

宇野 祥平

役:謎の男

うのしょうへい●1978年生まれ、大阪府出身。2000年に俳優デビューし、映画やドラマを中心に数多くの作品に出演。『罪の声』(土井裕泰監督)、『本気のしるし 劇場版』(深田晃司監督)などの演技で第94回キネマ旬報ベスト・テンをはじめ、複数の助演男優賞を受賞する高い評価を得た。近年の主な映画出演作に、『鯨の骨』(23/大江崇允監督)、『正欲』(23/岸善幸監督)、『市子』(23/戸田彬弘監督)、『一月の声に歓びを刻め』(24/三島有紀子監督)、『ラストマイル』(24/塚原あゆ子監督)、『正体』(24/藤井道人監督)、『雪の花 -ともに在りて-』(25/小泉堯史監督)、『Broken Rage』(25/北野武監督)、『となりの宇宙人』(25/小関裕次郎監督)、『THE オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ MOVIE』(25/オダギリジョー監督)、『平場の月』(25/土井裕泰)、『レンタルファミリー』(26/HIKARI監督)などがある。公開待機作に、『死神バーバー』(26/いまおかしんじ監督)。

COMMENT

前田弘二監督の作品に再び参加することができて、大変嬉しく思います。
監督はじめスタッフの皆さん、萩原護さん、共演者の皆さんにヒントをもらいながら、一生懸命演らせていただきました。
『Man』は"出会い"についての映画だと思っています。前田監督と出会っていなければ、僕はこの仕事を続けていなかったと思います。
今回で前田監督の作品は25本目で、いつも繋ぎ止めてくれるかのように作品に呼んでもらいました。ぜひ劇場で観てもらえたら幸いです。

主演
萩原 護

HAGIWARA Mamoru

萩原 護

役:小田

はぎわらまもる●2003年生まれ、東京都出身。映画やドラマ、CMに出演するなど俳優として活動中。近年の主な出演作に、大河ドラマ「青天を衝け」(21)、ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(23)、「君が心をくれたから」「街並み照らすヤツら」「新宿野戦病院」(24)、「ホットスポット」「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」「なんで私が神説教」「シナントロープ」「ifの世界で恋がはじまる」(25)、「未来のムスコ」(26)、映画『この夏の星を見る』(25/山元環監督)、『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』(25/萩原健太郎監督)などがある。

COMMENT

無事に劇場公開が決定したとのことで、一安心と同時にワクワクしています。
目的不明の謎の男に尽くされる。これからどうなっていくんだ、と思い続けている役どころなのですが、まさに撮影中もどういう作品になっていくのか全く読めず、これからどうなっていくんだろう、と思っておりました。
それこそがこの作品の持ち味なのだと思って、僕はただ、宇野さんの背中と前田監督のキラキラした目が向いている方について行きました。ぜひ、多くの方に観ていただきたいです。

唐田 えりか

KARATA Erika

唐田 えりか

役:遠藤 香澄

からたえりか●1997年9月19日生まれ、千葉県出身。2015年、女優デビュー。濱口竜介監督作『寝ても覚めても』(18)で映画初主演を飾り、山路ふみ子映画賞で新人女優賞、ヨコハマ映画祭で最優秀新人賞を受賞した。日韓両国で活動し、近年では『の方へ、流れる』(22/竹馬靖具監督)、『無情の世界』(23/佐向大監督)、『朝がくるとむなしくなる』(23/石橋夕帆)、「Page30」(25/堤幸彦監督)など多数の映画で主演を務めている。近年の主な出演作にNetflixシリーズ「極悪女王」(24/白石和彌監督)、映画『ナミビアの砂漠』(24/山中瑶子監督)、『死に損なった男』(25/田中征爾監督)、『海辺へ行く道』(25/横浜聡子監督)、『恋愛裁判』(25/深田晃司監督)、『モブ子の恋』(26/風間太樹監督)、『チルド』(26/岩崎裕介監督)などがある。

安藤 玉恵

ANDO Tamae

安藤 玉恵

役:沢木 千佳

あんどうたまえ●1976年8月8日生まれ、東京都出身。大学在学中に演劇を始め、以降、さまざまな作品に出演。2012年、『夢売るふたり』で、第27回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞。近年の出演作に、映画『月の満ち欠け』(22/廣木隆一監督)、『波紋』(23/荻上直子監督)、『PERFECT DAYS』(23/ヴィム・ヴェンダース監督)、『ラストマイル』(24/塚原あゆ子監督)、『アイミタガイ』(24/草野翔吾監督)、『ショウタイムセブン』(25/渡辺一貴監督)、『おいしくて泣くとき』(25/横尾初喜監督)、『でっちあげ〜殺人教師と呼ばれた男』(25/三池崇史監督)、『平場の月』(25/土井裕泰監督)、『花まんま』(25/前田哲監督)、『レンタル・ファミリー』(26/HIKARI監督)などがある。初のエッセイ「とんかつ屋のたまちゃん」が発売中。

音月 桂

OTOZUKI Kei

音月 桂

役:千堂 奈穂美

おとづきけい●1980年6月19日生まれ、埼玉県出身。1998年、宝塚歌劇団に入団。2010年 雪組トップスターに就任。華やかな容姿に加え、歌、ダンス、芝居と 3 拍子揃った実力派トップスターと称される。 現在、ドラマや映画、舞台などに出演。近年の主な出演作に、TV「モンスター」(フジテレビ)、「ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA」(MBS)「大丸愛の選択」(テレビ朝日)、舞台「スリーキングダムス」などがある。7、8月に舞台「うま」、10,11月に舞台「蛙昇天」が控えている。

伊島 空

IJIMA Ku

伊島 空

役:島田 亮一

いじまくう●1995年5月31日生まれ、東京都出身。近年の主な出演作に、映画『ココでのはなし』(23/こささりょうま監督)、『ナミビアの砂漠』(24/山中瑶子監督)、『若き見知らぬ者たち』(24/内山拓也監督)、『雨の中の慾情』(24/片山慎三監督)、『逃走』(25/足立正生監督)、『片思い世界』(25/土井裕泰監督)、『愛されなくても別に』(25/井樫彩監督)、Netflix「ガス人間」(26/片山慎三監督)など。公開待機作に、『平行と垂直』(26/小林聖太郎監督)、『マッチング TRUE LOVE』(26/内田英治監督)などがある。

田中 爽一郎

TANAKA Soichiro

田中 爽一郎

役:広瀬 篤紘

たなかそういちろう●1994年1月15日生まれ、愛知県出身。近年の主な出演作に、『さかなのこ』(22/沖田修一監督)、『この日々が凪いだら』(22/常間地裕監督)、『赫くなれば其れ』(23/猫目はち監督)、『さよならエリュマントス』(23/大野大輔監督)、『Cloud クラウド』(24/黒沢清監督)、『ラストホール』(25/秋葉美希監督※W主演)、『椰子の高さ』(26/ドゥ・ジエ監督)、『SAKAMOTO DAYS』(26/福田雄一監督)、『黙る顔』(26/本多優之介監督※主演)、などがある。

一條 恭輔

ICHIJO Kyosuke

一條 恭輔

役:金沢 雄輔

いちじょうきょうすけ●1993年3月16日生まれ、北海道出身。2016年開催のオーディションで成島出監督に見出され、俳優業をスタート。近年の出演作に、『東京リベンジャーズ』(21/英勉監督)、『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』(23/入江悠監督)、『シサム』(24/中尾浩之監督)、『雪子 a.k.a.』(25/草場尚也監督)、『片思い世界』(25/土井裕泰監督)などがある。2024年、苫小牧観光協会の「とまこまい観光大使」に就任。

夕帆

YUHO

夕帆

役:千堂 友希

ゆうほ●1988年6月2日生まれ、福岡県出身。ドラマや映画、舞台など幅広く出演中。近年の主な出演作に、『咲む』(20/早瀬憲太郎監督)、『さんかく窓の外側は夜』(21/森ガキ侑大監督)、『徒桜』(21/畑中晋太郎監督)、TV「グランメゾン東京」(TBS)、「義母と娘のブルース 謹賀新年スペシャル」(TBS)、OMEGA東京2020オリンピックCM、東京シティ競馬 トゥインクルレース35周年記念Short Movie 、Panasonicカーナビストラーダ・松井証券CMなどがある。

ALSO STARRING

  • 新垣 渚(友情出演)

STAFF

スタッフ

監督・脚本・編集

前田 弘二

MAEDA Koji

まえだこうじ●1978年生まれ、鹿児島県出身。美容師として2年半働いた後上京し、映画館でアルバイトするかたわら独学で自主映画制作を始める。自主製作短編「女」「鵜野」がひろしま映像展2005でグランプリと演技賞のダブル受賞を果たし、「古奈子は男選びが悪い」が第10回水戸短編映像祭でグランプリを獲得。2011年に『婚前特急』で長編映画監督デビュー。以降の監督作に、『わたしのハワイの歩きかた』(14)、『夫婦フーフー日記』(15)、『セーラー服と機関銃 -卒業-』(16)、『こいびとのみつけかた』(23)などがある。21年の『まともじゃないのは君も一緒』では、ウディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門において、シルバー・マルベリー賞を受賞し、主演の成田凌が第31回日本プロフェッショナル大賞主演男優賞受賞。24年、日本テレビ連続ドラマ「街並み照らすヤツら」を監督。

COMMENT — 宇野祥平について

宇野祥平くんとは、25年前、互いに20代の頃に親しくなりました。ある日、宇野くんから突然「俺を主演で映画作ってや」と言われました。当時の自分は、いつか映画に関われたらいいな、という漠然とした思いを抱きながら、アルバイトをしつつ独学で脚本を書いている程度でした。映画監督になろうとは、本気で考えてもいませんでした。

それでも、せっかくの誘いだからとお試しのつもりで、宇野くんを主演に短編映画を撮りました。撮影を終えたとき、自然と、また撮りたいという思いが湧いてきました。カメラの前で演じる宇野くんの姿に、心をくすぐられたのです。

それから20代、30代、40代と、気づけばずっと映画を撮り続けてきました。ありがたいことに、映画館で上映していただいたり、映画祭に呼んでいただいたり、長編映画を撮る機会にも恵まれました。ただ、長く心に引っかかっていたことがあります。宇野くんにはその後も映画やドラマなどに数多く出演してもらいましたが、宇野くん主演の長編映画は作れていなかったのです。

「いつか撮ろう」と話してはいたものの、その約束を果たせないまま、互いに歳を重ねていきました。今回、最高のキャストとスタッフに恵まれ、最初に映画を作ったあの頃と同じ気持ちのまま、その約束を果たすことができました。自分にしか撮れない宇野くん、そしてお互い歳を取ったからこその映画が撮れたのではないかと思います。

『Man』は、「変わりたい」と願いながらも、自分では一歩を踏み出せない男の物語です。その彼に、誰かがそっと手を差し伸べる。小さな変化の物語でもあります。思えば、宇野くんの「俺を主演で映画作ってや」という一言に、自分の人生も変えられてしまいました。その"仕返し"を、映画の中に少し忍ばせています。スクリーンに映る、宇野くん演じる謎の男の姿に、皆さんもきっと心をくすぐられるはずです。

COMMENT — 萩原護について

萩原護くんとは、2024年に監督した日本テレビのドラマ「街並み照らすヤツら」で出会いました。その頃にはすでに『Man』の脚本はありましたが、宇野祥平くん演じる謎の男と奇妙な共同生活を送る、小田謙太という難しい役を誰に託すか、なかなか決められずにいました。

そんな中で萩原くんと出会い、芝居を見て、宇野くん演じる謎の男の強烈な存在感を真正面から受け止められるのは、彼しかいないと感じました。そこで、出演をお願いすることにしました。引き受けてくださった時点で、この映画は間違いなく面白くなると確信しました。

宇野くん演じる謎の男と、萩原くん演じる小田謙太。やはり、間違いなかったです。二人が生み出す空気を、ぜひスクリーンで吸ってほしいです。

前田弘二監督 × 宇野祥平 共作リスト

  1. 1『ハナムグリ』(01)
  2. 2『ボクキミスキー』(03)
  3. 3『宇野兄妹の哀しみ』(03)
  4. 4『女』(05)
  5. 5『鵜野』(05)
  6. 6『楽家族』(05)
  7. 7『古奈子は男選びが悪い』(06)
  8. 8『ラーメン』(06)
  9. 9『恋の裸』(07)
  10. 10『遊泳禁止区域』(08)
  11. 11『くりいむレモン -旅の終わり-』(08)
  12. 12『先輩の女』(08)
  13. 13『婚前特急』(11)
  14. 14『婚前特急 -結婚まで117日-』(11)
  15. 15『太陽は待ってくれない』(12)
  16. 16『ラブスウィング -色んな愛のカタチ-』(13)
  17. 17『わたしのハワイの歩きかた』(14)
  18. 18『夫婦フーフー日記』(15)
  19. 19『トラック運転手 -久保明の日記-』(16)
  20. 20『セーラー服と機関銃 -卒業-』(16)
  21. 21『こいびとのみつけかた』(23)
  22. 22ドラマ「淑女と髯」(23)
  23. 23ドラマ「街並み照らすヤツら」(24)
  24. 24『POWER』(25)

MOVIE

特報
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※ 映画『Man』本予告(YouTube)

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